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特別養護老人ホームの監事に就任します
神奈川県にある特別養護老人ホームの監事に就任することになりました。前職で2年弱の間、コンサルタントとして支援させていただいたクライアント先です。広告宣伝の実施、資金調達の事業計画書作成、従業員アンケート実施、評価制度の導入、水光熱費削減のための井戸利用提案、外国人労働者の受け入れ、施設見学会の実施など、切り口で運営改善をお手伝いしておりました。いろいろ一生懸命に入り込むと、当然のことながら気持ちもはいってくるので、退職の際に引き継ぎをしておわかれとなり、少し残念な気持ちでおりました。
ところが、程なくして理事長よりお電話いただき、「欠員がでたので監事をやってくれませんか?」とお誘いをうけました。そんなお誘いをうけるものとは想像もしていなかったので、監事なるものが何かもわからないまま即答はできず、後日回答ということにさせていただきました。
お引き受けするにも初めての経験なので、いろいろを調べること2日。当然と言えば当然ですが、責任ある立場。熟慮の末、承諾することにきめました。とりあえず、欠員の残りの任期を引き受け、その後は任期2年ごとに考えることにします。
特別養護老人ホームへ関与し続けることで、教科書からのインプットではない、現場の知識が必然的に蓄積していくものと思います。私自身、「○○業界のスペシャリストです」という売り方をしていないのですが、幅広い業界のコンサルティング経験から、転用、応用、発展が利くことも多々あるので、この業界から学ぶことは今後も多々あるでしょう。何より、人と人とのかかわり合いの極み、労働集約型の際たる業種なので、人に関する問題や課題は、どの特別養護老人ホームも抱えております。この問題にどう対応していくかという姿勢、試みは、貴重な経験となりそうです。
もちろん、監事という立場なのでコンサルティングとは違う立場での関与となりますが、全く別物というわけではありません。
何より過去のクライアントとまた接点を持てたことに感謝です。