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2017 / 03 / 11  11:18

特別養護老人ホームの監事に就任します

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神奈川県にある特別養護老人ホームの監事に就任することになりました。前職で2年弱の間、コンサルタントとして支援させていただいたクライアント先です。広告宣伝の実施、資金調達の事業計画書作成、従業員アンケート実施、評価制度の導入、水光熱費削減のための井戸利用提案、外国人労働者の受け入れ、施設見学会の実施など、切り口で運営改善をお手伝いしておりました。いろいろ一生懸命に入り込むと、当然のことながら気持ちもはいってくるので、退職の際に引き継ぎをしておわかれとなり、少し残念な気持ちでおりました。

ところが、程なくして理事長よりお電話いただき、「欠員がでたので監事をやってくれませんか?」とお誘いをうけました。そんなお誘いをうけるものとは想像もしていなかったので、監事なるものが何かもわからないまま即答はできず、後日回答ということにさせていただきました。

お引き受けするにも初めての経験なので、いろいろを調べること2日。当然と言えば当然ですが、責任ある立場。熟慮の末、承諾することにきめました。とりあえず、欠員の残りの任期を引き受け、その後は任期2年ごとに考えることにします。

特別養護老人ホームへ関与し続けることで、教科書からのインプットではない、現場の知識が必然的に蓄積していくものと思います。私自身、「○○業界のスペシャリストです」という売り方をしていないのですが、幅広い業界のコンサルティング経験から、転用、応用、発展が利くことも多々あるので、この業界から学ぶことは今後も多々あるでしょう。何より、人と人とのかかわり合いの極み、労働集約型の際たる業種なので、人に関する問題や課題は、どの特別養護老人ホームも抱えております。この問題にどう対応していくかという姿勢、試みは、貴重な経験となりそうです。

もちろん、監事という立場なのでコンサルティングとは違う立場での関与となりますが、全く別物というわけではありません。

何より過去のクライアントとまた接点を持てたことに感謝です。

2016 / 11 / 01  11:18

書籍出版のお知らせ2

事業承継.jpg

最近はどんな御支援をしていても、社長の御子息も一緒になって進めていくお仕事が多いです。つまり、、、

事業承継

です。

 

私の場合は、税理士さんや会計士さんが得意とする、資産承継(株や事業用資産の承継)の領域よりは、経営者として現社長から御子息へのバトンタッチを行うことの支援が中心になっています。相談のお声掛けを何件もいただきますが、時間に限りもあって、すべての方の力になれていない状況です。

 

ご相談いただく方々からこんな話をよくお伺いします。

・子供:後継者候補

 「父親が創業者ワンマン。自分が継ぐのが妥当と思っているが、不安が残る」

 「いろいろ勉強しているが、自分の知識が実践的に通じるものかどうかわからない」

・親:現社長

 「外部には売り(MA&)たくない。なるべくなら一族で続けていきたい」

 「頑張っているが子供なんてまだまだひよっこ。わかってないことも多い」

 

中小企業といえども、現社長はカリスマ経営者であり、一方で御子息の皆様はそういうタイプではないことが多くあります。そういった親子関係の場合、現社長のやり方をそのまま後継者が受け継ぐことは、かならずしも正しい方法にはなりえません。

 

管理の問題、人心把握の問題、問題解決の問題、事業価値の問題、新たな成長の問題等々、後継者が組織の中心になり、従業員をまとめ、さらに会社を再成長させていくために必要な課題がいくつもあります。書店には経営のノウハウ書が並んでいますし、ビジネスセミナーもたくさんあります。どれも学習材料としてはすばらしく、知識もたくさん身につきます。ただ、どうしても理論どおりにいかないのが、経営承継です。実際のところ、知識だけでは乗り越えられない壁も少なくありません。

 

途中でギブアップすることのないよう、そのプランニング、やり方をお伝えしていくことが私の仕事です。幸いなことに、私自身はまだまだ若輩者ではございますが、後継者の方々が力をつけながら会社の業績を立て直す、まさに激動のドラマの場に、度々立ち合わせていただいております。そこで、せっかく立ち合わせていただいた貴重な経験をベースに、実践的なノウハウを整理したのが、この本です。

 

会社を継ぐあなたが知っておくべき 事業承継 そのプロセスとノウハウ ~「ストーリー+解説」で理解する32のポイント

 

ポイントになる部分は以下の部分です。

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「後継者の方々は、皆様の父親のようなカリスマ社長を目指さなくてもよいのです。あなたがすべきこと、それは父親のやり方と違っていておおいに結構。その方法を一言で表すならば『自立型組織』の構築です。二代目三代目の方々は、従業員の持てる力を引き出し、最大限に発揮させながら組織力を高めていくことで会社を守り、そして再成長させていきましょう」

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書籍では、進むべき方向性に従業員が向かい、目標を設定し主体的に行動する。階層に関係なく相談し合い、知恵を出し合って問題を解決する。そういう形の組織を、「自立型組織」と呼び、その実現を目指すためのノウハウを、「ストーリー」と「要点の解説」という形を通じて紹介しています。

 

一般に事業承継は、経営者の育成となる「経営承継」と株式等の「資産承継」のふたつからなります。本書の特徴は、前者の「経営承継」にフォーカスし、後継者の方々からいただいたご相談を元に、立ちはだかる壁をどうやって乗り越えてきたか、その部分を時系列、体系的、かつ実践的な側面から整理しているところが、本書の特徴と言えるでしょう。

事業承継は長い時間神経をすり減らす人生の一大プロジェクトです。忍び寄る不安、迫り来るプレッシャー、苛立ち、焦りが伴います。これが非常につらいと、後継者の方々が口を揃えます。

こういったものは、これから発生するであろう問題の解決方法を事前に知っておけば、少しでも和らぐのではないでしょうか。事業承継は半年、1年で終わりというわけには行きません。悩んだときにはいつでも、何度もめくり、ハンドブック的に使いこんでいける本です。

本書を手に取っていただきたいのは、カリスマ社長を引継ぐことになる後継者の方々のみならず、現社長、並びに事業承継についてのアドバイスを行う立場の方々(税理士、金融機関担当者、コンサルタント等)です。

 

本書を長く傍に置いていただき、事業承継成功の一助となれば幸いです。

 

2016 / 08 / 31  19:55

経営革新等支援機関に認定されました

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昨日、中小企業庁の経営革新等支援機関に認定されました。

税理士や公認会計士、弁護士の方はほぼ無条件に認定されるのですが、中小企業診断士はというと無条件というわけにはいきません。実務経験をクライアント企業に証明してもらい、かつ経営革新等支援案件を行った証明もあわせて必要になります。ですので、他の士業に比べてハードルが高いのです。

 

中小企業庁 経営支援課の調査(平成28年2月公表)では、税理士と税理士法人で全体の78%、中小業診断士の登録は2.5%程度となっています。まあ、貴重な存在と言えるかもしれません。

当事務所、プレジデントディシジョンパートナーは、上記双方の条件を満たし、無事認定されました。事務所としてのハクがつくとかそういった類のものではありませんが、一定の支援品質や信頼感を感じていただければと思います。

 

 

経営革新等支援機関とは?

近年、中小企業を巡る経営課題が多様化・複雑化する中、中小企業支援を行う支援事業の担い手の多様化・活性化を図るため、平成24年8月30日に「中小企業経営力強化支援法」が施行され、 中小企業に対して専門性の高い支援事業を行う経営革新等支援機関を認定する制度が創設されました。認定制度は、税務、金融及び企業財務に関する専門的知識や支援に係る実務経験が一定レベル以上の個人、法人、中小企業支援機関等を、経営革新等支援機関として認定することにより、 中小企業に対して専門性の高い支援を行うための体制を整備するものです。 中小企業庁のHPより引用

2016 / 02 / 28  19:48

書籍出版のお知らせ

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業績不振から、なかなか脱することできない中小企業の社長様、そういった会社を支援する立場の経営コンサルタント、税理士、金融機関にお勤めの方がたに朗報です。

頑張っているのになぜか赤字から抜け出せない社長様。テクニックや経営の知識を活かした提案をしているにもかかわらず、なかなか社長がそれを実行に移してくれないと嘆いている支援者の方々、今一度赤字の原因を探ってみませんか? 社長がそこに気づいて変わろうとしなければ、どんなに努力をしても、どんなに一生懸命にアドバイスしても結果はでません。

著者である小島規彰は、そんな会社にどろくさく入り込み、社長の変化を促し、そして再生(金融機関への返済再開、業績改善)を何度も成功させています。そのノウハウを惜しみなく公開してしまったのが本書です。是非手にとっていただき、自社の業績改善に役立てていただきたいです。

 

3/1(火)より、全国書店、各ネット書店にて販売です。

 

 

著者(小島規彰)コメントより

明日にでも潰れてしまうそうな業績不振の会社を立直すのは、至難の業です。社長のお考えや行動原理から見直さなければならないことが多々あります。ここが変わらないと、どんな有効と思われる手を打っても一時しのぎでしかありません。 時に社長と喧嘩しながら本気でぶつかりあいながら、社長の考えや行動原理を変えてもらい、業績を立て直してきた企業再生のノウハウを、「赤字ぐせ」という切り口でまとめてみました。 これからも、いろいろな会社と社長と出会ってお仕事をさせていただくことになろうかと思います。しかしながら、その数には自ずと限りがあります。できることなら、1社でも多くこのノウハウを活用いただき、なんとか企業を存続させ雇用を維持し、地域経済の発展に貢献して頂きたいと思います。 そんな想いが1冊の本になりました。 中小企業の社長様、経営コンサルタントの方、税理士、金融機関にお勤めの方、いろいろな立場で企業経営の支援をされる方々に是非読んでいただきたいです。 デザインは少しどろっとした感じですが、書店で目につきやすいかと思います。赤字から黒字への逆転思考、ということで赤と黒をベースにしたブックデザインになっています。

 

【書籍情報】
書 名:赤字ぐせを脱するための40の逆転思考 -社長!その発想が赤字の原因です!
著 者:小島規彰(朝日税理士法人)
仕 様:四六判並製、208ページ
発 行:株式会社青月社 
発行日:2016年3月1日
価 格:本体価格1,500円+税 
※全国書店、各ネット書店にて販売。

 

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